問88
幼児期の形態的・生理的特徴について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1胸囲は頭囲より大きい。✓ 正解
- 2大泉門は3歳ころに閉鎖する。
- 3乳歯は5歳ころに生えそろう。
- 41分間の心拍数は乳児期よりも減少する。✓ 正解
- 5体重あたりの必要水分量は乳児期よりも多い。
正解
1・4
解説
幼児期(満1歳〜就学前)の形態的・生理的特徴を問う問題である。出生時は頭囲が胸囲よりやや大きいが、生後1歳ころにほぼ等しくなり、その後は胸囲が頭囲を上回る。心拍数は新生児・乳児で最も多く(おおむね120〜140/分前後)、成長とともに減少し幼児期では乳児期より少なくなる。正答は「1」と「4」である。
選択肢の解説
11歳ころに頭囲と胸囲がほぼ等しくなり、幼児期には胸囲が頭囲より大きくなるため正しい。
2大泉門は通常生後1歳〜1歳6か月ころに閉鎖し、3歳ころではないため誤りである(なお小泉門は生後まもなく閉鎖する)。
3乳歯(計20本)は2〜3歳ころに生えそろうのが一般的であり、5歳ころではないため誤りである。
4心拍数は乳児期に最も多く、成長とともに減少するため、幼児期は乳児期より少なくなり正しい。
5体重あたりの必要水分量は乳児期に最も多く、成長とともに減少するため、幼児期は乳児期より少なくなり、誤りである。
用語
- 幼児期
- 生後1年から就学前までの発達段階を指します。この時期は乳児期から幼児期への移行期であり、身体的成長が急速に進みます。心拍数や呼吸数などの生理指標も乳児期から段階的に変化していきます。