情報処理安全確保支援士試験 情報処理安全確保支援士試験 平成30年度秋期 午前Ⅰ2: コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは,伝票データをためる待ち行列をもち,M/M/1の待ち行列モデルが適用できるものとする。平均待ち時間がT秒

情報処理安全確保支援士試験 平成30年度秋期 午前Ⅰ
Q 22 / 30
コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは,伝票データをためる待ち行列をもち,M/M/1の待ち行列モデルが適用できるものとする。平均待ち時間がT秒以上となるのは,システムの利用率が少なくとも何%以上となったときか。ここで,伝票データをためる待ち行列の特徴は次のとおりである。 ・伝票データは,ポアソン分布に従って到着する。 ・伝票データをためる数に制限はない。 ・1件の伝票データの処理時間は,平均T秒の指数分布に従う。

解説

情報処理安全確保支援士試験 平成30年度秋期 午前Ⅰ 問2「コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは,伝票データをためる待ち…」の正解と解説です。情報処理安全確保支援士試験の「待ち行列理論」分野の過去問で、各選択肢の正誤も解説付きで確認できます。

正解

. 50

問題の解説

M/M/1モデルの平均待ち時間Wは、利用率ρと平均処理時間Tsを用いてW=ρ/(1−ρ)×Tsで表せる。本問は処理時間が平均T秒なのでTs=T。待ち時間がT以上、すなわちW≧Tとなる条件はρ/(1−ρ)≧1で、これを解くとρ≧0.5。よって利用率50%以上でありイが正解。利用率が上がると待ち時間が急増する点は性能設計の基本。

選択肢ごとの解説

  • 33%(ρ≒1/3)ではρ/(1−ρ)=0.5で待ち時間はTの半分にとどまり条件を満たさず誤り。
  • ρ=0.5でρ/(1−ρ)=1となり待ち時間がちょうどT以上になる境界で、正解。
  • 67%でも条件は満たすが、問われている『少なくとも何%以上』の最小値は50%なので誤り。
  • 80%でも条件は成立するが、待ち時間がT以上になる最小の利用率ではないため誤り。

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