宅地建物取引士試験 令和1年(2019年)10月6: 遺産分割に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

1/50問

権利関係
Aは、Aが所有している甲土地をBに売却した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。

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問題本文

遺産分割に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

選択肢

  • 1.被相続人は、遺言によって遺産分割を禁止することはできず、共同相続人は、遺産分割協議によって遺産の全部又は一部の分割をすることができる。
  • 2.共同相続人は、既に成立している遺産分割協議につき、その全部又は一部を全員の合意により解除した上、改めて遺産分割協議を成立させることができる。
  • 3.遺産に属する預貯金債権は、相続開始と同時に当然に相続分に応じて分割され、共同相続人は、その持分に応じて、単独で預貯金債権に関する権利を行使することができる。
  • 4.遺産の分割は、共同相続人の遺産分割協議が成立した時から効力を生ずるが、第三者の権利を害することはできない。

正解

2. 共同相続人は、既に成立している遺産分割協議につき、その全部又は一部を全員の合意により解除した上、改めて遺産分割協議を成立させることができる。

解説

遺産分割の問題。改正前は預貯金債権は相続開始と同時に当然分割されるとされていたが、最大決平28.12.19で判例変更され、預貯金債権は遺産分割の対象となるとされた。遺産分割協議は全員合意により解除・再分割可能(最判平2.9.27)。

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