応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成29年度秋期 午前 問33: CSMA/CD 方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
41.32%
選択肢
- ア.衝突発生時の再送動作によって,衝突の頻度が増すとスループットが下がる。
- イ.送信要求が発生したステーションは,共通伝送路の搬送波を検出してからデータを送信するので,データ送出後の衝突は発生しない。
- ウ.ハブによって複数のステーションが分岐接続されている構成では,衝突の検出ができないので,この方式は使用できない。
- エ.フレームとしては任意長のビットが直列に送出されるので,フレーム長がオクテットの整数倍である必要はない。
正解
ア. 衝突発生時の再送動作によって,衝突の頻度が増すとスループットが下がる。
解説
CSMA/CD は,各ステーションが伝送路の搬送波を確認(キャリアセンス)して空いていれば送信し,万一同時送信で衝突(コリジョン)が起きたら検出してランダムな時間待ってから再送する方式である。通信量が増えると衝突が増え,再送が多発して実効的な転送量(スループット)が低下する。これを述べたアが正しい。
選択肢ごとの解説
- ア.正しい。衝突が起きると再送が必要になり,衝突頻度が高まるほど再送が増えてスループットが下がるという CSMA/CD の性質を正しく述べている。
- イ.誤り。搬送波を確認しても,複数局がほぼ同時に空きと判断して送信すると衝突は起こり得る。送出後の衝突を検出して再送するのが CD(衝突検出)の役割である。
- ウ.誤り。リピータハブで分岐接続した構成(同一コリジョンドメイン)でも衝突検出は機能し,CSMA/CD は使用できる。
- エ.誤り。実際のフレーム長はオクテット(バイト)単位で構成され,任意ビット長で送出されるわけではないため,この記述は誤りである。
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