応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成30年度秋期 午前 問30: データベースシステムにおいて,二つのプログラムが同一データへのアクセス要求を行うとき,後続プログラムのアクセス要求に対する並行実行の可否の組合せのうち,適切なも
データベースシステムにおいて,二つのプログラムが同一データへのアクセス要求を行うとき,後続プログラムのアクセス要求に対する並行実行の可否の組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,表中の ○ は二つのプログラムが並行して実行されることを表し,× は先行プログラムの実行終了まで後続プログラムは待たされることを表す。 67.77%
問題本文
データベースシステムにおいて,二つのプログラムが同一データへのアクセス要求を行うとき,後続プログラムのアクセス要求に対する並行実行の可否の組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,表中の ○ は二つのプログラムが並行して実行されることを表し,× は先行プログラムの実行終了まで後続プログラムは待たされることを表す。
選択肢
- ア.先行が共用・後続が共用:○,先行が排他・後続が共用:○,先行が共用・後続が排他:○,先行が排他・後続が排他:×
- イ.先行が共用・後続が共用:○,先行が排他・後続が共用:×,先行が共用・後続が排他:○,先行が排他・後続が排他:×
- ウ.先行が共用・後続が共用:○,先行が排他・後続が共用:○,先行が共用・後続が排他:×,先行が排他・後続が排他:×
- エ.先行が共用・後続が共用:○,先行が排他・後続が共用:×,先行が共用・後続が排他:×,先行が排他・後続が排他:×
正解
エ. 先行が共用・後続が共用:○,先行が排他・後続が共用:×,先行が共用・後続が排他:×,先行が排他・後続が排他:×
解説
ロックの両立性は「共用ロック同士だけが並行可能(○)」「片方でも排他ロックがあれば不可(×)」が原則。共用ロックは参照だけを許すので、先行・後続とも共用なら同時に参照でき○。しかし排他ロックは更新のための独占なので、先行が排他なら後続は共用でも排他でも待たされ×、先行が共用でも後続が排他なら更新は待たされ×となる。したがって「共用×共用=○、他はすべて×」となるエが正解。
選択肢ごとの解説
- ア.「先行が排他・後続が共用」を○、「先行が共用・後続が排他」を○としているが、排他ロックが絡む組合せは並行できないため誤り。
- イ.「先行が共用・後続が排他」を○としている点が誤り。共用ロック中の更新(排他)は待たされるため×が正しい。
- ウ.「先行が排他・後続が共用」を○としている点が誤り。排他ロック中は参照(共用)も待たされるため×が正しい。
- エ.共用×共用だけ○で、排他が絡む3つは全て×。ロックの両立性の原則どおりであり正解。
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