応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和元年度秋期 午前 問2: 全体集合 S 内に異なる部分集合 A と B があるとき,A̅∩B̅ に等しいものはどれか。ここで,A∪B は A と B の和集合,A∩B は A と B の
全体集合 S 内に異なる部分集合 A と B があるとき,A̅∩B̅ に等しいものはどれか。ここで,A∪B は A と B の和集合,A∩B は A と B の積集合,A̅ は S における A の補集合,A-B は A から B を除いた差集合を表す。
53.72%
問題本文
全体集合 S 内に異なる部分集合 A と B があるとき,A̅∩B̅ に等しいものはどれか。ここで,A∪B は A と B の和集合,A∩B は A と B の積集合,A̅ は S における A の補集合,A-B は A から B を除いた差集合を表す。
選択肢
- ア.A̅-B
- イ.(A̅∪B̅)-(A∩B)
- ウ.(S-A)∪(S-B)
- エ.S-(A∩B)
解説
集合の差「X-Y」は「X から Y に属する要素を取り除いたもの」であり、X∩Y̅(X かつ Y の補集合)と等しい。求める A̅∩B̅ はド・モルガンの法則より「A でも B でもない要素」、すなわち A∪B の外側 S-(A∪B) を表す。選択肢 ア の A̅-B は A̅∩B̅ そのものなので、これが正解である。
選択肢ごとの解説
- ア.A̅-B は「A の補集合から、さらに B に属する要素を除く」ことを意味し、A̅∩B̅ と完全に一致する。これが A̅∩B̅ に等しく正しい。
- イ.(A̅∪B̅)-(A∩B) は A̅∪B̅ から A∩B を除く形だが、A̅∪B̅ と A∩B はそもそも互いに素(共通部分がない)ため除いても A̅∪B̅ のまま。これは A∩B の補集合であり、A̅∩B̅ より広いので誤り。
- ウ.(S-A)∪(S-B)=A̅∪B̅ となり、ド・モルガンより (A∩B) の補集合に等しい。求める A̅∩B̅(=(A∪B) の補集合)とは異なるので誤り。
- エ.S-(A∩B) は A∩B の補集合 A̅∪B̅ であり、A̅∩B̅ ではない。「∩の補は∪」というド・モルガンの取り違えで、誤り。
応用情報技術者試験 令和元年度秋期 午前 の過去問一覧へ戻る・問2