応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和元年度秋期 午前 問45: 虹彩認証に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
虹彩認証に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
75.54%
問題本文
虹彩認証に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
選択肢
- ア.経年変化による認証精度の低下を防止するために,利用者の虹彩情報を定期的に登録し直さなければならない。
- イ.赤外線カメラを用いると,照度を高くするほど,目に負担を掛けることなく認証精度を向上させることができる。
- ウ.他人受入率を顔認証と比べて低くすることが可能である。
- エ.本人が装置に接触したあとに残された遺留物を採取し,それを加工することによって認証データを偽造し,本人になりすますことが可能である。
正解
ウ. 他人受入率を顔認証と比べて低くすることが可能である。
解説
虹彩認証は,眼球の虹彩(黒目の中の模様)の複雑なパターンを用いる生体認証で,個人差が大きく経年変化も少ないため精度が高い。生体認証では,他人を誤って本人として受け入れてしまう割合を他人受入率(FAR)というが,虹彩は顔よりも情報量が多く識別力が高いため,顔認証より他人受入率を低く(=他人を受け入れにくく)できる。したがってウが最も適切である。
選択肢ごとの解説
- ア.虹彩は経年変化が小さく安定しているため,定期的な再登録を“しなければならない”わけではない。誤り。
- イ.照度を高くするほど良いという関係はなく,過度な照度はむしろ目への負担となる。誤り。
- ウ.正しい。虹彩は識別情報が豊富なため,顔認証と比べて他人受入率を低くすることが可能である。
- エ.虹彩は装置に接触して残る遺留物(指紋のような痕跡)から複製できる情報ではないため,遺留物からの偽造は当てはまらない。誤り。
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