応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和4年度春期 午前18: フラグメンテーションに関する記述のうち,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 令和4年度春期 午前
Q 1818 / 80
フラグメンテーションに関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:40.38%(577件)

問題本文

フラグメンテーションに関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .可変長ブロックのメモリプール管理方式では,様々な大きさのメモリ領域の獲得や返却を行ってもフラグメンテーションは発生しない。
  • .固定長ブロックのメモリプール管理方式では,可変長ブロックのメモリプール管理方式よりもメモリ領域の獲得と返却を速く行えるが,フラグメンテーションが発生しやすい。
  • .フラグメンテーションの発生によって,合計としては十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず,必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。
  • .メモリ領域の獲得と返却の頻度が高いシステムでは,フラグメンテーションの発生を防止するため,メモリ領域が返却されるたびにガーベジコレクションを行う必要がある。

正解

. フラグメンテーションの発生によって,合計としては十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず,必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。

解説

フラグメンテーションとは,メモリ領域の獲得と返却を繰り返すうちに,不連続で小さな空き領域が散在してしまう現象である。空き容量の合計は十分でも,連続した大きな領域として確保できず必要なサイズの獲得に失敗することがある,という点がフラグメンテーションの本質であり,正解はウである。

選択肢ごとの解説

  • .可変長ブロックのメモリプールは要求サイズに合わせて確保・返却するため,まさにフラグメンテーションが発生しやすい方式である。発生しないとする記述は誤り。
  • .固定長ブロックは同じ大きさで管理するので獲得・返却は速いが,すき間が固定サイズに統一されるためフラグメンテーション(細断片化)は発生しにくい。発生しやすいとする記述は誤り。
  • .散在した小さな空き領域のせいで,合計では足りているのに連続領域として確保できず獲得に失敗することがある。フラグメンテーションの説明として正しい。
  • .ガーベジコレクションは不要領域の回収・整理を行うが,返却のたびに毎回実行する必要はなく性能上も非現実的である。必須とする記述は誤り。

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