応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和4年度春期 午前 問6: 再入可能プログラムの特徴はどれか。
再入可能プログラムの特徴はどれか。
43.74%
選択肢
- ア.主記憶上のどのアドレスから配置しても,実行することができる。
- イ.手続の内部から自分自身を呼び出すことができる。
- ウ.必要部分を補助記憶装置から読み込みながら動作する。主記憶領域の大きさに制限があるときに,有効な手法である。
- エ.複数のタスクからの呼出しに対して,並行して実行されても,それぞれのタスクに正しい結果を返す。
正解
エ. 複数のタスクからの呼出しに対して,並行して実行されても,それぞれのタスクに正しい結果を返す。
解説
プログラムの4性質(再配置可能・再入可能・再使用可能・再帰可能)の違いを問う問題です。再入可能(リエントラント)とは、複数のタスクから同時に呼び出されて並行実行されても、コードは共用しつつデータはタスクごとに独立して持つため、それぞれのタスクに正しい結果を返せる性質を指します。これはマルチタスクの実現に必要な性質で、正解はエです。ア・イ・ウはそれぞれ別の性質や技術の説明です。
選択肢ごとの解説
- ア.主記憶上のどのアドレスに配置しても正しく実行できるのは再配置可能(リロケータブル)の説明であり、再入可能ではない。
- イ.手続の内部から自分自身を呼び出せるのは再帰可能(リカーシブ)の説明であり、再入可能ではない。
- ウ.必要部分を補助記憶から読み込みながら動作するのはオーバーレイ方式(主記憶が小さいときの手法)の説明で、再入可能とは無関係。
- エ.複数タスクから並行に呼び出されても各タスクに正しい結果を返すのが再入可能の定義そのもので正解。コードを共用しデータはタスクごとに分離する。
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