応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前13: システムの性能を向上させるための方法として,スケールアウトが適しているシステムはどれか。

応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前
Q 1313 / 80
システムの性能を向上させるための方法として,が適しているシステムはどれか。
この問の正解率:40.88%(1,387件)

問題本文

システムの性能を向上させるための方法として,スケールアウトが適しているシステムはどれか。

選択肢

  • .一連の大きな処理を一括して実行しなければならないので,並列処理が困難な処理が中心のシステム
  • .参照系のトランザクションが多いので,複数のサーバで分散処理を行っているシステム
  • .データを追加するトランザクションが多いので,データの整合性を取るためのオーバーヘッドを小さくしなければならないシステム
  • .同一のマスターデータベースがシステム内に複数配置されているので,マスターを更新する際にはデータベース間で整合性を保持しなければならないシステム

正解

. 参照系のトランザクションが多いので,複数のサーバで分散処理を行っているシステム

解説

スケールアウト(サーバの台数を増やして性能を高める方法)が向くシステムを判別する問題です。スケールアウトは複数台に処理を分散させるため,並列・分散処理がしやすい処理に有効です。読取り(参照系)中心の処理はサーバを増やして振り分けやすく整合性の問題も起きにくいので,「参照系のトランザクションが多く複数サーバで分散処理する」イが最も適しています。逆に更新が多い処理や並列化が困難な処理は,台数を増やすほど整合性確保のオーバーヘッドが増えるため不向きです。

選択肢ごとの解説

  • .一括処理で並列化が困難な処理は,台数を増やしても分散できず効果が薄いため,スケールアウトには不向きです(1台の能力を高めるスケールアップが適します)。
  • .正しい。参照系(読取り)が多い処理は複数サーバに分散しやすく整合性問題も起きにくいため,スケールアウトに最も適しています。
  • .データ追加(書込み)が多く整合性確保のオーバーヘッドを抑えたいシステムは,台数を増やすと逆に整合性維持の負担が増えるためスケールアウトに不向きです。
  • .同一マスタを複数配置し更新のたびにDB間で整合性を保持する必要があるシステムは,台数を増やすほど同期コストが増大するためスケールアウトに不向きです。

応用情報技術者試験 令和5年度秋期 午前過去問一覧へ戻る・問13