

応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前 問16「3 台の装置 X 〜 Z を接続したシステム A,B の稼働率に関する記述のうち…」の正解と解説です。応用情報技術者試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約55%です。
エ. 常に B の稼働率は A より高い。
正答率 54.6%(359人中 196人が正解)
直列部分の稼働率は各稼働率の積、並列部分は「1−(両方が故障する確率)」で求めます。図のシステム A は(X と Y の並列)に Z を直列接続した構成で、稼働率は {1−(1−x)(1−y)}×z です。システム B は(X と Z の直列)に Y を並列接続した構成で、稼働率は 1−{1−xz}×(1−y) です。A では Z が並列化されていない単一箇所(Z が故障すると全体停止)であるのに対し、B では X-Z の経路全体に Y の予備経路があるため、稼働率がいずれも 0〜1 の範囲ではどんな値でも常に B の方が高くなります。例えば x=y=z=0.9 なら A=0.891、B=0.981 となり B が上回ります。よって “常に B の稼働率は A より高い” とする エ が正解です。
応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前 の過去問一覧に戻る・問16