応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前28: データベースシステムの操作の説明のうち,べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。

応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前
Q 2828 / 80
データベースシステムの操作の説明のうち,べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。
この問の正解率:69.63%(349件)

問題本文

データベースシステムの操作の説明のうち,べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。

選択肢

  • .同一の操作を複数回実行した結果と,一回しか実行しなかった結果が同一になる操作
  • .トランザクション内の全ての処理が成功したか,何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作
  • .一つのノードへのレコードの挿入処理を,他のノードでも実行する操作
  • .複数のトランザクションを同時に実行した結果と,順番に実行した結果が同一になる操作

正解

. 同一の操作を複数回実行した結果と,一回しか実行しなかった結果が同一になる操作

解説

べき等(idempotent)とは、ある操作を1回だけ実行しても複数回繰り返し実行しても結果が同じになる性質である。たとえば「値を10に設定する」操作は何度実行しても結果は10で変わらないためべき等であり、通信の再送などで同じ要求が重複しても安全という利点がある。アはこの定義そのものなので正解である。

選択肢ごとの解説

  • .同一の操作を複数回実行した結果と1回だけ実行した結果が同一になる、というべき等性の定義そのものであり正しい。
  • .全処理が成功するか何も実行されなかったかのいずれかになる、というのはトランザクションの原子性(atomicity)の説明であり、べき等性とは異なる。
  • .一つのノードへの挿入を他のノードでも実行するのはレプリケーション(複製)の説明であり、べき等性とは関係しない。
  • .複数トランザクションを同時実行した結果が順番に実行した結果と同一になる、というのは直列化可能性(serializability)の説明であり、べき等性とは異なる。

応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前過去問一覧へ戻る・問28