応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前26: JSON 形式で表現される図 1,図 2 のような商品データを複数の Web サービスから取得し,商品データベースとして蓄積する際のデータの格納方法に関する記述

応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前
Q 2626 / 80
JSON 形式で表現される図 1,図 2 のような商品データを複数の Web サービスから取得し,商品データベースとして蓄積する際のデータの格納方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,商品データの取得元となる Web サービスは随時変更され,項目数や内容は予測できない。したがって,商品データベースの検索時に使用するキーにはあらかじめ制限を設けない。
図1 A社Webサービスの商品データ(JSON形式の例)図2 B社Webサービスの商品データ(JSON形式の例)
この問の正解率:62.99%(1,451件)

問題本文

JSON 形式で表現される図 1,図 2 のような商品データを複数の Web サービスから取得し,商品データベースとして蓄積する際のデータの格納方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,商品データの取得元となる Web サービスは随時変更され,項目数や内容は予測できない。したがって,商品データベースの検索時に使用するキーにはあらかじめ制限を設けない。

選択肢

  • .階層型データベースを使用し,項目名を上位階層とし,値を下位階層とした 2 階層でデータを格納する。
  • .グラフデータベースを使用し,商品データの項目名の集合から成るノードと値の集合から成るノードを作り,二つのノードを関係付けたグラフとしてデータを格納する。
  • .ドキュメントデータベースを使用し,項目構成の違いを区別せず,商品データ単位にデータを格納する。
  • .関係データベースを使用し,商品データの各項目名を個別の列名とした表を定義してデータを格納する。

正解

. ドキュメントデータベースを使用し,項目構成の違いを区別せず,商品データ単位にデータを格納する。

解説

本問では、取得元の Web サービスが随時変わり項目数や内容が予測できない JSON 形式の商品データを蓄積する。あらかじめスキーマ(列構成)を固定できず、検索キーも限定しないという条件に適するのは、ドキュメントデータベースである。ドキュメントデータベースは JSON のような構造をそのまま1件(ドキュメント)単位で格納でき、項目構成が異なっていても区別せずに保存できるため、正解はウである。図1と図2のように項目が異なる商品でも、商品データ単位でそのまま蓄積できる点が要点である。

選択肢ごとの解説

  • .階層型データベースで項目名を上位、値を下位とした2階層に固定すると、ネスト(配列や入れ子)を含む可変構造の JSON を柔軟に表現できず、項目数や内容が予測できない要件に適さない。
  • .グラフデータベースはノード間の関係性(つながり)の表現に強いが、項目名集合と値集合を関係付ける構造は本問のデータ特性に合わず、検索キーを限定しない蓄積方法として適切でない。
  • .ドキュメントデータベースは項目構成の違いを区別せず、JSON の商品データを1件単位でそのまま格納できる。スキーマが定まらず検索キーも限定しない本問の要件に最も適しており正しい。
  • .関係データベースで各項目名を個別の列とした表を定義する方式は、項目が変わるたびに列定義の変更が必要になる。項目数や内容が予測できない本問では破綻するため適さない。

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