応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前25: コンピュータグラフィックスに関する記述のうち,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前
Q 2525 / 80
コンピュータグラフィックスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:73.35%(349件)

問題本文

コンピュータグラフィックスに関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .テクスチャマッピングは,全てのピクセルについて,視線と全ての物体との交点を計算し,その中から視点に最も近い交点を選択することによって,隠面消去を行う。
  • .メタボールは,反射・透過方向への視線追跡を行わず,与えられた空間中のデータから輝度を計算する。
  • .ラジオシティ法は,拡散反射面間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める。
  • .レイトレーシングは,形状が定義された物体の表面に,別に定義された模様を張り付けて画像を作成する。

正解

. ラジオシティ法は,拡散反射面間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める。

解説

本問はコンピュータグラフィックスの各技法と、その説明の対応を問うものである。ラジオシティ法は、面と面の間で光が拡散反射を繰り返して照らし合う相互反射の効果を計算し、拡散反射面の輝度を決める手法である。ウはその定義そのものなので適切で正解。他の選択肢は技法名と説明の組合せが入れ替わっており、いずれも誤りである。

選択肢ごとの解説

  • .全ピクセルで視線と物体の交点を計算し最も近い交点を選んで隠面消去する、という記述はレイトレーシングの説明であり、模様を貼り付けるテクスチャマッピングの説明ではない。技法名と説明が不一致。
  • .視線追跡をせず空間中のデータから輝度を計算する、という記述はボリュームレンダリングなどの説明であり、滑らかな曲面を表現するモデリング技法であるメタボールの説明ではない。
  • .拡散反射面間の相互反射(間接光)による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める、というラジオシティ法の定義そのものであり正しい。
  • .物体表面に別に定義した模様を貼り付けて画像を作る、という記述はテクスチャマッピングの説明であり、光線を追跡して陰影や反射を計算するレイトレーシングの説明ではない。

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