問題本文
[中問A] 〔ストラテジ〕 特定の質問項目の評価が低い顧客のアンケートを基にどのような傾向があるかを分析するために,図1のワークシートに,指定した質問項目の評価が2以下のアンケートだけを抽出するアンケート抽出表を追加して,図2のワークシートを作成した。 セルK204に質問項目の項目番号を入力すると,その質問項目の評価が2以下だったアンケートの内容をアンケート集計表から抽出し,アンケート抽出表中の同じ行に複写する。アンケート抽出表中への抽出対象とならなかったアンケートに該当する行のセルには,空値を格納する。セルJ3には,セルB3〜G3の評価のうち,セルK204に入力された項目番号に該当する質問項目の評価が2以下であれば,アンケート集計表のセルB3の評価を返し,そうでなければ空値を返す式が入力されている。セルJ3に入力されている式はどれか。ここで,セルJ3の式はセルJ3〜O202に複写する。
選択肢
- ア.IF(表引き(G3, 204, 1) 2, B3, null)
- イ.IF(表引き(G3, 204, 1) 2, null, B3)
- ウ.IF(表引き(G3, 1, 204) ≦ 2, B3, null)
- エ.IF(表引き(G3, 1, 204) ≦ 2, null, B3)
正解
ウ. IF(表引き(G3, 1, 204) ≦ 2, B3, null)
解説
アンケート抽出表の条件式(IF+表引き)を問う問題. セルJ3にはB3〜G3の評価のうちK204で指定した項目番号の評価が2以下ならB3を返し,そうでなければ空値を返す式を入れる. 表引き関数でG3範囲から204番目の値を取り出し,その値が2以下かを判定する. IF関数の構造は「IF(条件,真値,偽値)」で,設問は「条件が真(評価≦2)ならB3,偽なら空値」を要求. 表引きの引数順(範囲,行番号,列番号)と条件・返り値の対応を正確に組み合わせる必要があり,複写しても各セルが正しい値を返すよう絶対参照$と相対参照を使い分ける点がポイントとなる.
選択肢ごとの解説
- ア.誤り. 「IF(表引き(G3, 204, 1) 2, B3, null)」は条件が「2(2より大)」のとき真でB3返却,偽でnull返却. 設問の「2以下ならB3,そうでなければ空」は条件「2」ならnull,「≦2」ならB3が正しいため,真偽の値が逆. 引数順も「行,列」が「204,1」で表引き仕様と合わない可能性.
- イ.誤り. 「IF(表引き(G3, 204, 1) 2, null, B3)」は条件「2」のときnull,そうでなければB3を返す. 設問条件の「2以下ならB3」と一致するが,表引き関数の引数順が「行,列」=「204, 1」となっており,これは仕様(列番号,行番号など)と整合しない選択肢. 関数の引数順も判定要素.
- ウ.正解. 「IF(表引き(G3, 1, 204) ≦ 2, B3, null)」は表引きでG3範囲の指定列K204番目の値を取得し,それが2以下なら真でB3を返し,そうでなければnull(空値)を返す. 設問の要件「指定項目の評価が2以下ならB3,そうでなければ空値」と完全に一致する正しい式となる.
- エ.誤り. 「IF(表引き(G3, 1, 204) ≦ 2, null, B3)」は条件「≦2」のときnull,そうでなければB3を返すため,真偽の値が逆. 設問の「2以下ならB3」を満たさず,逆に「2より大ならB3,2以下なら空」となってしまい要件に反する選択肢となる. 真偽の対応に注意.
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