[中問A] 〔ストラテジ〕 相関係数は,一方が高くなれば他方も高くなるといった関連性がある場合には1以下の正の数で示され,1に近いほど関連性が強い。したがって,図1のアンケート集計表の相関係数が大きい質問項目ほど,総合評価に与える影響が強いと考えられる。また,アンケート集計表の評価平均では,各質問項目に対する顧客の現在の満足度を判断できる。そこで,相関係数と評価平均を判断材料として,顧客の総合的な満足度を向上させるために改善すべき点を検討することを目的に,図3のグラフを作成した。 図3のグラフでは,相関係数を横軸,評価平均を縦軸とする座標で,アンケート集計表の質問項目1〜5の位置を示している。また,相関係数は0.5を,評価平均は3.0を基準値とする線で四つの領域に区分し,質問項目1〜5が位置する領域によって改善の優先度を判断することにした。図3を分析した内容として適切なものはどれか。
エ. 店舗は,評価平均が低く,総合評価との関連性が強い領域にあるので,最優先で改善すべきである。
相関係数と評価平均によるグラフ4象限の解釈問題. 横軸=相関係数(総合評価との関連性の強さ:0.5基準),縦軸=評価平均(顧客の現在の満足度:3.0基準)で,4象限を描く. 改善優先度は「相関係数が高い(=総合評価への影響大)」かつ「評価平均が低い(=現状不満)」象限が最優先(=右下:強い影響×不満). 強い影響かつ高評価の象限は維持. 弱い影響かつ高評価は現状維持で良い. 弱い影響かつ低評価は緊急性は低い. 「店舗:評価平均が低く相関係数が大きい→影響強い領域で改善優先」が論理的結論. 案内・パンフレットは弱関連で優先度低,接客サービスは高評価で維持,技術仕上がりは強関連高評価で維持の解釈が妥当.
ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期) の過去問一覧へ戻る・問88