ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期) 問9「表は,ベンダ4社の提案書を管理面,技術面,価格面のそれぞれについて評価した値であ…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約83%です。
正解
ア. A社
正答率 82.8%(739人中 612人が正解)
問題の解説
ベンダ提案の重み付け評価で調達先を選ぶ問題. 評価項目ごとの「点数×重み」を合計し,最高点を獲得した候補を選定するのが重み付け評価法. 本問の重みは管理面=2,技術面=3,価格面=5で,価格面の影響が大きい設計となっている. 各社の合計点を計算するとA社=2×2+3×3+4×5=4+9+20=33,B社=4×2+4×3+2×5=8+12+10=30,C社=3×2+2×3+4×5=6+6+20=32,D社=3×2+3×3+3×5=6+9+15=30. 最高点33のA社が選定される. 重みの大きい価格面で高得点のA社・C社が有利となるが,管理・技術面も高水準のA社が総合一位となる典型例である.
選択肢ごとの解説
- 正解. A社=管理2×重み2+技術3×重み3+価格4×重み5=4+9+20=33点で4社中最高となり調達先に選定される. 価格面の重みが最も大きい中で価格面4点を取り,管理・技術も平均以上のバランス型で,加重合計が最大化するのは妥当. 重み付け評価の典型計算で得られる答えである.
- 誤り. B社=4×2+4×3+2×5=8+12+10=30点でA社の33点に届かない. 管理面・技術面が4点と高評価でも,重み5の価格面が2点と低いため加重合計で伸びず,A社に届かない. 重みの大きい項目で稼げない候補は総合で不利になる典型例で,重みの影響の大きさを示す.
- 誤り. C社=3×2+2×3+4×5=6+6+20=32点でA社に1点及ばない. 価格面は4点で重み5を活かしているが技術面2点が足を引っ張り,A社の33点に届かない. わずか1点差で僅差の選定となるが,重み計算上はA社が上位となる. 一項目の低さが響いた例.
- 誤り. D社=3×2+3×3+3×5=6+9+15=30点で各項目が均等にそこそこの平凡な評価. どの項目でも突出せず加重合計でA社の33点に届かない. 重み付き評価では一項目でも高得点を取る候補が有利で,全項目3点だけでは選定されない. バランスより高得点獲得が効く構造.
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