ITパスポート試験 ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)80: ISMS適合性評価制度において,組織がISMS認証を取得していることから判断できることだけを全て挙げたものはどれか。 a 組織が運営するWebサイトを構成してい

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)
Q 8080 / 100
ISMS適合性評価制度において,組織がISMS認証を取得していることから判断できることだけを全て挙げたものはどれか。 a 組織が運営するWebサイトを構成しているシステムには脆弱性がないこと b 組織が情報資産を適切に管理し,それを守るための取組みを行っていること c 組織が提供する暗号モジュールには,暗号化機能,署名機能が適切に実装されていること
この問の正解率:58.56%(876件)

解説

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問80「ISMS適合性評価制度において,組織がISMS認証を取得していることから判断でき…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約59%です。

正解

. b

正答率 58.6%(876人中 513人が正解)

問題の解説

ISMS適合性評価制度における認証の意味を正確に理解する。ISMS認証はISO/IEC 27001の要求事項に基づき,組織が情報資産を管理・保護するためのマネジメントシステムを整備・運用していることを第三者機関が認証するものである。個別の脆弱性有無や暗号実装の適切性を保証するものではない。正解はイ(bのみ)。

選択肢ごとの解説

  • ISMS認証はWebサイトを構成するシステムに脆弱性が存在しないことを保証する制度ではない。個別のシステムの脆弱性有無は脆弱性診断やペネトレーションテストで確認するものであり,ISMS認証の審査範囲に含まれない。
  • ISMS認証から判断できるのは,組織が情報資産の識別・リスクアセスメント・管理策の実施というサイクルを通じて情報を適切に管理・保護する取組みを行っていることである。マネジメントシステムの整備・運用の確認が認証の本質。正解。
  • bは正しいが,cの暗号モジュールの暗号化・署名機能の実装適切性はFIPS 140等の暗号モジュール認定制度で評価されるものであり,ISMS認証の審査項目には含まれない。
  • cだけでは不十分であり,暗号モジュールの機能実装の妥当性はISMS認証で評価されない。ISMS認証が示すのは情報セキュリティマネジメントシステムの運用であり,特定の技術実装の品質保証ではない。

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