ITパスポート試験 過去問解説
ジャストインタイムとは?ITパスポート試験 2009年 (平成21年 春期) 問28を解説
ITパスポート試験 2009年 (平成21年 春期) 問28は、ジャストインタイムに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
ジャストインタイム生産方式を説明したものはどれか。
この問題の出題ポイント
- ジャストインタイムの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- ストラテジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: 経営戦略、ジャストインタイム。
選択肢
- ア1人又は数人の作業員が,生産の全工程を担当する方式
- イ顧客からの注文を受けてから,生産を開始する方式
- ウ生産開始時の計画に基づき,見込み数量を生産する方式
- エ必要な物を,必要なときに,必要な量だけ生産する方式正解
正解
エ: 必要な物を,必要なときに,必要な量だけ生産する方式
解説
正解はエ。ジャストインタイム(JIT)生産方式は,必要な物を,必要なときに,必要な量だけ生産する方式。トヨタ生産方式で代表的で,中間在庫を極小化しムダを排除する。アはセル生産方式,イは受注生産方式,ウは見込生産方式の説明であり,いずれも生産タイミング・在庫の扱いがJITとは異なる.
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
セル生産方式の説明。1人または数人の作業員が,屋台のような小さな工程で生産の全工程を担当する方式で,多品種少量生産に向く。JITとは粒度が異なる別概念.
イ
受注生産方式の説明。顧客からの注文を受けてから生産を開始する方式で,在庫リスクは少ないが納期が長くなる。JITは必要時に必要量を生産する原則だが,顧客注文起点を必須とはしない.
ウ
見込生産方式の説明。需要予測に基づき生産計画を立て,見込み数量を先に生産しておく方式。JITのプル型(必要分のみ作る)とは逆のプッシュ型.
エ(正解)
正解。必要な物を,必要なときに,必要な量だけ生産するのがジャストインタイム(JIT)。後工程引取り方式とかんばん方式で在庫圧縮を実現する.
解き方の整理
ジャストインタイムの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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