ITパスポート試験 過去問解説

会計・財務とは?ITパスポート試験 2011年 (平成23年 特別) 問18を解説

ITパスポート試験 2011年 (平成23年 特別) 問18は、会計・財務に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

A社の3年間の業績推移を示すグラフに関して,次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 売上高に対する,売上原価の比率は [a] 傾向,販売費及び一般管理費の比率は [b] 傾向である。 [グラフ概要] 2007年~2009年の売上高・売上原価(棒グラフ)と営業利益率(折れ線)。売上高は増加,売上原価も増加しているが,営業利益率は低下傾向。
A社の3年間の業績推移を示すグラフに関して,次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 売上高に対する,売上原価の比率は [a] 傾向,販売費及び一

この問題の出題ポイント

  • 会計・財務の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
  • ストラテジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
  • 関連タグ: 会計・財務、財務指標、図表問題。

選択肢

  1. a:減少,b:減少
  2. a:減少,b:増加
  3. a:増加,b:減少
  4. a:増加,b:増加正解

正解

: a:増加,b:増加

解説

営業利益率=(売上高-売上原価-販管費)÷売上高×100の関係式で表される。グラフから売上高は増加しているが営業利益率は低下傾向。つまり売上原価+販管費の合計が売上高より速い割合で伸びている。問題条件「売上原価も増加」「営業利益率は低下」を満たすには、売上に対する原価比率と販管費比率がいずれも増加している必要がある。よって正解はエ(両方増加)。比率の変化を売上との関係で読み取るのがコツ。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • 不正解。原価比率も販管費比率も減少なら、営業利益率は上昇するはず。グラフの低下傾向と整合しない結果になる。両比率低下なら利益率は確実に上がる。

  • 不正解。原価比率が減少して販管費比率が増加した場合、両者の動きが相殺される可能性があり、明確に営業利益率が低下するとは言えない。傾向が一定しない組合せ。

  • 不正解。原価比率増・販管費比率減も同様に相殺の可能性。営業利益率が必ず下がるとは限らず、グラフの傾向と一致しない組合せ。

  • エ(正解)

    正解。原価比率も販管費比率も共に増加していると、両方が利益を圧迫するため営業利益率は確実に低下する。グラフの低下傾向と完全に一致する組合せ。

解き方の整理

会計・財務の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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