情報処理安全確保支援士試験 令和3年度春期 午前Ⅱ 問3「ハッシュ関数の性質の一つである衝突発見困難性に関する記述のうち,適切なものはどれ…」の正解と解説です。情報処理安全確保支援士試験の「ハッシュ」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約100%です。
エ. 衝突発見困難性とは,ハッシュ値が一致する二つのメッセージの発見に要する計算量が大きいことによる,発見の困難性のことである。
正答率 100.0%(1人中 1人が正解)
衝突発見困難性とは、同じハッシュ値になる異なる2つのメッセージ(衝突)を見つけるのが計算量的に困難である性質。これは原像計算困難性(ハッシュ値から元を求める困難さ)とは別概念で、衝突は誕生日のパラドックスにより総当たりの平方根程度の計算量で見つかる。SHA-256なら約2の128乗となる。定義を正しく述べたエが正解。実務では署名の偽造などを防ぐ安全性の根拠となる。