情報処理安全確保支援士試験 情報処理安全確保支援士試験 令和6年度春期 午前Ⅰ4: 量子ゲート方式の量子コンピュータの説明として,適切なものはどれか。

情報処理安全確保支援士試験 令和6年度春期 午前Ⅰ
Q 44 / 30
量子ゲート方式の量子コンピュータの説明として,適切なものはどれか。

問題本文

量子ゲート方式の量子コンピュータの説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .演算は2進数で行われ,結果も2進数で出力される。
  • .特定のアルゴリズムによる演算だけができ,加算演算はできない。
  • .複数の状態を同時に表現する量子ビットと,その重ね合わせを利用する。
  • .量子状態を変化させながら観測するので,100℃以上の高温で動作する。

正解

. 複数の状態を同時に表現する量子ビットと,その重ね合わせを利用する。

解説

量子ゲート方式は、0と1を同時に重ね合わせて表現できる量子ビット(qubit)に対しゲート操作を施し、重ね合わせと干渉を利用して並列的に計算する汎用方式。ウがこの本質を正しく述べており正解。古典の0/1だけで表す方式ではなく、特定問題でない汎用計算も可能。実務では将来RSAなど現行暗号を破る恐れがあり、耐量子計算機暗号(PQC)への移行が課題となる。

選択肢ごとの解説

  • .古典コンピュータの説明で、重ね合わせを使う量子ゲート方式の特徴ではなく誤り。
  • .量子ゲート方式は汎用計算が可能で加算もでき、特定アルゴリズム限定ではないため誤り。
  • .重ね合わせ状態の量子ビットを利用する点が量子ゲート方式の核心で正解。
  • .超伝導方式は極低温で動作し、100℃以上の高温で動くという記述は誤り。

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