情報処理安全確保支援士試験 情報処理安全確保支援士試験 令和6年度春期 午前Ⅰ5: システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

情報処理安全確保支援士試験 令和6年度春期 午前Ⅰ
Q 55 / 30
システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

問題本文

システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .フェールセーフとは,利用者の誤操作によってシステムが異常終了してしまうことのないように,単純なミスを発生させないようにする設計方法である。
  • .フェールソフトとは,故障が発生した場合でも機能を縮退させることなく稼働を継続する概念である。
  • .フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
  • .フォールトトレランスとは,故障が生じてもシステムに重大な影響が出ないように,あらかじめ定められた安全状態にシステムを固定し,全体として安全が維持されるような設計方法である。

正解

. フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。

解説

信頼性設計の用語整理。フォールトアボイダンス(故障回避)は、部品の品質を高めて故障そのものを起こさないようにする考え方で、ウが正しく正解。故障の発生を抑える予防的アプローチであり、故障後の振る舞いを扱うフェールセーフ/フェールソフトやフォールトトレランスとは目的が異なる。可用性設計の方針選択で重要な区別。

選択肢ごとの解説

  • .誤操作を防ぐ単純化はフールプルーフの説明で、安全側に止めるフェールセーフではなく誤り。
  • .機能を縮退させて稼働を続けるのがフェールソフトで、縮退しないとする記述は誤り。
  • .個々の品質を高め故障発生自体を防ぐ考え方で、フォールトアボイダンスの定義どおり正解。
  • .安全状態に固定する説明はフェールセーフに近く、故障時も機能継続するフォールトトレランスとは異なり誤り。

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