宅地建物取引士試験 平成18年(2006年)10月9: 民法上の委任契約に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

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権利関係
次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

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問題本文

民法上の委任契約に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

選択肢

  • 1.委任契約は、委任者又は受任者のいずれからも、いつでもその解除をすることができる。ただし、相手方に不利な時期に委任契約の解除をしたときは、相手方に対して損害賠償責任を負う場合がある。
  • 2.委任者が破産手続開始決定を受けた場合、委任契約は終了する。
  • 3.委任契約が委任者の死亡により終了した場合、受任者は、委任者の相続人から終了についての承諾を得るときまで、委任事務を処理する義務を負う。
  • 4.委任契約の終了事由は、これを相手方に通知したとき、又は相手方がこれを知っていたときでなければ、相手方に対抗することができず、そのときまで当事者は委任契約上の義務を負う。

正解

3. 委任契約が委任者の死亡により終了した場合、受任者は、委任者の相続人から終了についての承諾を得るときまで、委任事務を処理する義務を負う。

解説

委任契約の終了に関する問題。委任は委任者の死亡で終了するが(民法653条1号)、受任者は急迫の事情があるときに限り、相続人らから引継ぎがあるまでの応急処分義務を負う(民法654条)。常に終了承諾まで処理義務を負うわけではない。

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