宅地建物取引士試験 平成24年(2012年)10月6: A所有の甲土地についての所有権移転登記と権利の主張に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

6/50問

権利関係
A所有の甲土地についての所有権移転登記と権利の主張に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

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📋 出題情報

試験回
平成24年(2012年)10月2012
分野
権利関係
論点
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合格.dev の解説は、本サイト独自編集による要約です。各選択肢がなぜ正解か / なぜ違うかを言語化することで、四肢択一の引っかけパターンへの対応力を養うことを目的としています。

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正解

4. Aが甲土地をHとIとに対して二重に譲渡した場合において、Hが所有権移転登記を備えない間にIが甲土地を善意のJに譲渡してJが所有権移転登記を備えたときは、Iがいわゆる背信的悪意者であっても、Hは、Jに対して自らが所有者であることを主張することができない。

解説

不動産物権変動と登記の対抗要件に関する総合問題。①時効取得者は時効完成前の譲受人(原所有者からの承継人)に対しては登記なくして対抗できる(判例)。②賃貸人たる地位の主張には登記が必要(最判昭49.3.19)。③二重譲渡では先に登記を備えた方が勝ち、契約の先後は無関係。④背信的悪意者からの転得者であっても、転得者自身が背信的悪意者でなければ保護される(最判平8.10.29)。よって肢4が正しい。

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