宅地建物取引士試験 平成26年(2014年)10月4: AがBとの間で、CのBに対する債務を担保するためにA所有の甲土地に抵当権を設定する場合と根抵当権を設定する場合における次の記述のうち、民法の規定によれば、正しい

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権利関係
次の記述のうち、民法の条文に規定されているものはどれか。

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問題本文

AがBとの間で、CのBに対する債務を担保するためにA所有の甲土地に抵当権を設定する場合と根抵当権を設定する場合における次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

選択肢

  • 1.抵当権を設定する場合には、被担保債権を特定しなければならないが、根抵当権を設定する場合には、BC間のあらゆる範囲の不特定の債権を極度額の限度で被担保債権とすることができる。
  • 2.抵当権を設定した旨を第三者に対抗する場合には登記が必要であるが、根抵当権を設定した旨を第三者に対抗する場合には、登記に加えて、債務者Cの異議を留めない承諾が必要である。
  • 3.Bが抵当権を実行する場合には、AはまずCに催告するように請求することができるが、Bが根抵当権を実行する場合には、AはまずCに催告するように請求することはできない。
  • 4.抵当権の場合には、BはCに対する他の債権者の利益のために抵当権の順位を譲渡することができるが、元本の確定前の根抵当権の場合には、Bは根抵当権の順位を譲渡することができない。

正解

4. 抵当権の場合には、BはCに対する他の債権者の利益のために抵当権の順位を譲渡することができるが、元本の確定前の根抵当権の場合には、Bは根抵当権の順位を譲渡することができない。

解説

抵当権と根抵当権の違いに関する基本問題。抵当権は被担保債権の特定が必要だが、根抵当権は不特定の債権を極度額の限度で担保できる(民法398条の2)。本問の正解は4。元本確定前の根抵当権は順位の譲渡ができない(民法398条の11第1項)が、抵当権の順位譲渡(民法376条1項)は可能であり、本肢は正しい。

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