応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成28年度秋期 午前11: プロセッサの実行効率を上げる VLIW の説明はどれか。

応用情報技術者試験 平成28年度秋期 午前
Q 1111 / 80
プロセッサの実行効率を上げる VLIW の説明はどれか。
この問の正解率:76.41%(1,458件)

問題本文

プロセッサの実行効率を上げる VLIW の説明はどれか。

選択肢

  • .依存関係がない複数の命令を,プログラム中での出現順序とは異なる順序で一つずつ実行する。
  • .各命令のフェッチ,デコード,実行,演算結果の出力などの各段階を並列に処理する。
  • .同時に実行可能な複数の命令をまとめて一つの命令として,同時に実行する。
  • .複数のパイプラインを用いて複数の命令を同時に実行させる。

正解

. 同時に実行可能な複数の命令をまとめて一つの命令として,同時に実行する。

解説

プロセッサの高速化技術を識別する問題。VLIW(Very Long Instruction Word、超長命令語)は、互いに依存関係のない複数の命令をコンパイラがあらかじめ1つの長い命令語にまとめておき、それを一度に同時実行する方式である。命令の並列性をハードウェアではなくコンパイラ側で事前解析する点が特徴で、これにより実行時のハザード管理を簡素化できる。「同時実行可能な複数命令をまとめて一つの命令にして同時実行する」ウが正しい。

選択肢ごとの解説

  • .依存関係のない命令を出現順序と異なる順で実行するのはアウトオブオーダ実行の説明であり、VLIWではない。
  • .フェッチ・デコード・実行・出力などの各段階をずらして並列処理するのはパイプライン処理の説明であり、VLIWではない。
  • .同時実行可能な複数命令を1つの長い命令にまとめて同時実行する、というのがVLIWの定義そのものであり、正しい。
  • .複数のパイプラインを用いて複数命令を同時実行するのはスーパースカラの説明であり、VLIWではない。

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