応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成29年度秋期 午前65: “情報システム・モデル取引・契約書”によれば,情報システムの開発において,多段階契約の考え方を採用する目的はどれか。ここで,多段階契約とは,工程ごとに個別契約を

応用情報技術者試験 平成29年度秋期 午前
Q 6565 / 80
“情報システム・モデル取引・契約書”によれば,情報システムの開発において,多段階契約の考え方を採用する目的はどれか。ここで,多段階契約とは,工程ごとに個別契約を締結することである。
この問の正解率:56.89%(631件)

問題本文

“情報システム・モデル取引・契約書”によれば,情報システムの開発において,多段階契約の考え方を採用する目的はどれか。ここで,多段階契約とは,工程ごとに個別契約を締結することである。

選択肢

  • .開発段階において,前工程の遂行の結果,後工程の見積前提条件に変更が生じた場合に,各工程の開始のタイミングで,再度見積りを可能とするため
  • .サービスレベルの達成・未達の結果に対する対応措置(協議手続,解約権,ペナルティ・インセンティブなど)及びベンダの報告条件などを定めるため
  • .正式な契約を締結する前に,情報システム構築を開始せざるを得ない場合の措置として,仮発注合意書(Letter of Intent:LOI)を交わすため
  • .ユーザ及びベンダのそれぞれの役割分担を,システムライフサイクルプロセスに応じて,あらかじめ詳細に決定しておくため

正解

. 開発段階において,前工程の遂行の結果,後工程の見積前提条件に変更が生じた場合に,各工程の開始のタイミングで,再度見積りを可能とするため

解説

工程ごとに個別契約を結ぶ多段階契約の狙いを問う問題である。開発は前工程の結果によって後工程の前提条件(規模や仕様)が変わりやすく、最初に全工程を一括契約すると見積りのずれが大きくなる。多段階契約は、各工程の開始時点でその時点の前提に基づいて改めて見積りができるようにし、見積りの精度を高めることが目的であるため、選択肢アが正解である。

選択肢ごとの解説

  • .正しい。前工程の結果で後工程の見積前提が変わった場合に、各工程の開始時点で再見積りを可能にすることが多段階契約の目的である。
  • .誤り。サービスレベルの達成・未達への対応措置を定めるのは SLA(サービスレベル合意)に関する事項で、多段階契約の目的ではない。
  • .誤り。正式契約前にやむを得ず着手する際の措置である仮発注合意書(LOI)に関する記述で、工程ごとに契約を分ける多段階契約の目的とは別である。
  • .誤り。役割分担をあらかじめ詳細に決めること自体はモデル契約全般の意義に関する記述で、工程ごとに分けて再見積りを可能にする多段階契約特有の目的ではない。

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