応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成29年度春期 午前35: ブロードキャストストームの説明として,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 平成29年度春期 午前
Q 3535 / 80
ブロードキャストストームの説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:63.56%(977件)

問題本文

ブロードキャストストームの説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .1 台のブロードバンドルータに接続する PC の数が多過ぎることによって,インターネットへのアクセスが遅くなること
  • .IP アドレスを重複して割り当ててしまうことによって,通信パケットが正しい相手に到達せずに,再送が頻繁に発生すること
  • .イーサネットフレームの宛先 MAC アドレスが FF-FF-FF-FF-FF-FF で送信され,LAN に接続した全ての PC が受信してしまうこと
  • .ネットワークスイッチ間にループとなる経路ができることによって,特定のイーサネットフレームが大量に複製されて,通信が極端に遅くなったり通信できなくなったりすること

正解

. ネットワークスイッチ間にループとなる経路ができることによって,特定のイーサネットフレームが大量に複製されて,通信が極端に遅くなったり通信できなくなったりすること

解説

ブロードキャストストームの発生原因を問う問題。スイッチ(スイッチングハブ)はあて先不明のフレームを全ポートへ転送(フラッディング)するため、スイッチ間に閉路(ループ)があると、ブロードキャストフレームがループ内を無限に回り続けて爆発的に複製され、帯域を食いつぶして通信不能・極端な遅延に陥る。これがブロードキャストストームで、正解はエ。スパニングツリープロトコル(STP)でループを論理的に断つことで防止する。

選択肢ごとの解説

  • .接続PC台数が多くアクセスが遅くなるのは単なる帯域・負荷の問題で、フレームがループで増殖する現象ではない。誤り。
  • .IPアドレスの重複による到達失敗・再送はアドレス重複(IPコンフリクト)の問題で、ブロードキャストストームとは別物。誤り。
  • .宛先MACがFF-FF-FF-FF-FF-FFで全PCが受信するのはブロードキャスト(通常の一斉送信)そのものの説明であり、増殖して通信障害を起こす“ストーム”ではない。誤り。
  • .正しい。スイッチ間のループでブロードキャストフレームが大量複製され、通信が極端に遅延・不能になるのがブロードキャストストームである。

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