応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成31年度春期 午前47: フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

応用情報技術者試験 平成31年度春期 午前
Q 4747 / 80
フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。
この問の正解率:78.94%(1,002件)

問題本文

フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

選択肢

  • .乾電池のプラスとマイナスを逆にすると,乾電池が装填できないようにする。
  • .交通管制システムが故障したときには,信号機に赤色が点灯するようにする。
  • .ネットワークカードのコントローラを二重化しておき,片方のコントローラが故障しても運用できるようにする。
  • .ハードディスクに RAID1 を採用して,MTBF で示される信頼性が向上するようにする。

正解

. 交通管制システムが故障したときには,信号機に赤色が点灯するようにする。

解説

信頼性設計の考え方の区別を問う問題である。フェールセーフとは、システムが故障したときに必ず安全な側の状態に向かわせる設計をいう。交通管制システムが故障した際に信号機を赤(=止まれ=安全側)にすれば、事故という危険な結果を避けられるため、イがフェールセーフに該当する。誤って操作されても危険が生じないようにするフールプルーフ(ア)や、冗長化で故障時も稼働を続けるフォールトトレラント(ウ)との違いを区別したい。

選択肢ごとの解説

  • .電池を逆向きにすると装填できないようにするのは、利用者の誤操作を未然に防ぐ“フールプルーフ”の例であり、故障時に安全側へ導くフェールセーフではない。
  • .故障時に信号を赤(=停止=安全側)にして事故を防ぐのは、故障時に安全な状態へ向かわせるフェールセーフの典型例であり正しい。
  • .コントローラを二重化して片方の故障時も運用を継続できるようにするのは、冗長化により稼働を続ける“フォールトトレラント(フェールオーバ)”の例であり、フェールセーフではない。
  • .RAID1 で信頼性を高めるのも冗長化による“フォールトトレラント”の考え方であり、故障時に安全側へ導くフェールセーフではない。

応用情報技術者試験 平成31年度春期 午前過去問一覧へ戻る・問47