応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和4年度秋期 午前47: 信頼性工学の視点で行うシステム設計において,発生し得る障害の原因を分析する手法である FTA の説明はどれか。

応用情報技術者試験 令和4年度秋期 午前
Q 4747 / 80
信頼性工学の視点で行うシステム設計において,発生し得る障害の原因を分析する手法である FTA の説明はどれか。
この問の正解率:48.15%(243件)

問題本文

信頼性工学の視点で行うシステム設計において,発生し得る障害の原因を分析する手法である FTA の説明はどれか。

選択肢

  • .システムの構成品目の故障モードに着目して,故障の推定原因を列挙し,システムへの影響を評価することによって,システムの信頼性を定性的に分析する。
  • .障害と,その中間的な原因から基本的な原因までの全ての原因とを列挙し,それらをゲート(論理を表す図記号)で関連付けた樹形図で表す。
  • .障害に関するデータを収集し,原因について“なぜなぜ分析”を行い,根本原因を明らかにする。
  • .多角的で,互いに重ならないように定義した ODC 属性に従って障害を分類し,どの分類に障害が集中しているかを調べる。

正解

. 障害と,その中間的な原因から基本的な原因までの全ての原因とを列挙し,それらをゲート(論理を表す図記号)で関連付けた樹形図で表す。

解説

信頼性解析手法であるFTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)の特徴を問う問題。FTAは、好ましくない障害(事象)を頂点(トップ事象)に置き、その障害を引き起こす中間原因から基本原因までをAND・ORなどのゲート記号で関連付け、樹形図(故障の木)として表す“トップダウン型”の分析手法である。この説明に一致するイが正解となる。

選択肢ごとの解説

  • .構成品目の故障モードから影響を評価し信頼性を定性的に分析するのはFMEAの説明であり、原因を樹形図で表すFTAとは異なるため誤り。
  • .障害を頂点に、原因をゲート記号で関連付けた樹形図で表す、というFTAの定義に一致するため正しい。
  • .“なぜなぜ分析”を繰り返して根本原因に迫る手法はFTAそのものではなく、ゲートを用いた樹形図表現を伴わないため誤り。
  • .ODC属性で障害を分類し集中箇所を調べるのは直交欠陥分類(ODC分析)の説明であり、FTAとは異なるため誤り。

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