IP アドレスから MAC アドレスを得る仕組みが ARP であり、PC は一度通信した相手の「IP アドレスと MAC アドレスの対応」を ARP テーブル(ARP キャッシュ)に保持している。直前にプリンターを使用しているのでその対応はキャッシュに残っており、arp コマンド(arp -a など)でこのテーブルを表示すれば、既知の IP アドレスに対応するプリンターの MAC アドレスを調べられる。よって正解はアである。
選択肢ごとの解説
ア.arp コマンドは IP アドレスと MAC アドレスの対応表(ARP テーブル)を表示でき、既知の IP アドレスからプリンターの MAC アドレスを調べられるため正解である。
イ.ipconfig/ifconfig は自分自身(PC)のネットワーク設定(IP アドレスやサブネットマスクなど)を表示するコマンドであり、他機器の MAC アドレスは調べられないため誤りである。
ウ.netstat は自ホストの通信状況(コネクションやポートの状態)を表示するコマンドであり、相手機器の MAC アドレスを調べる用途ではないため誤りである。
エ.ping は対象との疎通(到達性)を確認するコマンドで、応答の有無は分かるが MAC アドレスそのものは表示しないため誤りである。