応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和6年度春期 午前12: システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

応用情報技術者試験 令和6年度春期 午前
Q 1212 / 80
システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:76.97%(1,168件)

問題本文

システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .フェールセーフとは,利用者の誤操作によってシステムが異常終了してしまうことのないように,単純なミスを発生させないようにする設計方法である。
  • .フェールソフトとは,故障が発生した場合でも機能を縮退させることなく稼働を継続する概念である。
  • .フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
  • .フォールトトレランスとは,故障が生じてもシステムに重大な影響が出ないように,あらかじめ定められた安全状態にシステムを固定し,全体として安全が維持されるような設計方法である。

正解

. フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。

解説

信頼性設計には、故障そのものを起こさせない方針(フォールトアボイダンス)と、故障が起きても影響を抑える方針(フォールトトレランス)があり、後者はフェールセーフ・フェールソフトなどに細分される。フォールトアボイダンスは構成要素の品質や信頼性を高めて故障の発生自体を防ごうとする考え方であり、ウの記述がこれに正しく一致する。各用語の定義の取り違えを見抜く問題である。

選択肢ごとの解説

  • .利用者の誤操作があっても異常が起きないようにする設計はフールプルーフの説明であり、安全側に制御するフェールセーフの定義としては誤り。
  • .フェールソフトは故障時に性能や機能を縮退(フォールバック)させてでも稼働を継続する概念であり、「縮退させることなく」は逆で誤り。
  • .正しい。構成要素の品質を高めて故障の発生そのものを防ぐのがフォールトアボイダンスである。
  • .安全状態に固定して全体の安全を保つのはフェールセーフの説明であり、故障に耐えて機能を維持する総称であるフォールトトレランスの定義としては誤り。

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