ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期) 問63「図に示す階層構造で,複数個の同名のディレクトリA,Bが配置されており,ユーザID…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約73%です。
正解
エ. ..¥..¥..¥B¥f
正答率 73.2%(1,037人中 759人が正解)
問題の解説
正解はエ.U0002のカレントディレクトリは¥A¥B¥Aで3階層下.目的のファイルfがあるルート直下のBにアクセスするには,「..」で1階層ずつ上に移動して合計3階層上昇しルートに到達してから「B¥f」と指定する.経路は「..¥..¥..¥B¥f」となる.「.」はカレント,「..」は1階層上を意味する相対パス記法.階層数を数え間違えないことが解法の鍵で,「カレント=どこ」「目的=どこ」を明確にしてから階層差を数える.絶対パスで書くなら「¥B¥f」となる.周辺概念とセットで覚えると本問の正解選択肢が即座に判断できる.
選択肢ごとの解説
- .¥B¥fはカレントディレクトリ(¥A¥B¥A)直下のBファイルを指す相対パス.実際にはカレント直下にBはないか別のBであり,ルート直下のBには到達できない.階層上昇が必要で「.」だけでは目的に届かない経路指定となる.用語の意味を正確に把握すれば誤りと分かる.
- ..¥B¥fは1階層上(¥A¥B)に行ってその中のBを指す相対パス.そこに別のBがあるが,目的のルート直下Bではない.階層上昇1回では足りず,さらに2階層上昇する必要があるため経路として不適切な指定方法.設問の主題と異なる領域の概念で答えにならない.
- ..¥..¥B¥fは2階層上(¥A)に行ってその中のBを指す.そこには別のBがあるが目的のルート直下Bではない.3階層上昇が必要で,2階層上昇では到達できない経路となるため答えではない上昇回数不足のパターン.用語の定義を取り違えやすい紛らわしい選択肢.
- 正解...¥..¥..¥B¥fはカレント(¥A¥B¥A)から3階層上昇してルートに到達し,そこから¥B¥fを指す経路.目的のルート直下Bへの正しい相対パスで階層差を正確に反映している.絶対パスなら¥B¥fと等価.対比される他選択肢との違いも整理しておく.
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