問題本文
無線LANの環境において,アクセスポイントと端末に設定するESSIDに関する記述として,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.暗号通信の鍵になる文字列
- イ.暗号方式の種類
- ウ.無線LANで使用する電波のチャネル番号
- エ.無線LANのネットワークを識別する文字列
正解
エ. 無線LANのネットワークを識別する文字列
解説
正解はエ.ESSID(Extended Service Set Identifier)は無線LANのネットワークを識別する文字列(ネットワーク名)で,アクセスポイントと端末で同じESSIDを設定することで同一の無線LANに接続できる.最大32文字で設定でき,通常SSIDと呼ばれる.暗号化の鍵はWPA/WPA2のパスフレーズ(共通鍵)で別の項目,暗号方式の種類はWEP/WPA/WPA2/WPA3の選択肢,チャネル番号は使用する電波周波数の指定でいずれもESSIDとは別の設定項目.無線LAN設定の各項目の役割を区別する.
選択肢ごとの解説
- ア.暗号通信の鍵になる文字列はWPA/WPA2/WPA3で設定するパスフレーズ(共通鍵)であって,ネットワーク識別子であるESSIDではない.暗号化の鍵は別途設定する項目で,ネットワーク識別と暗号鍵は別の役割を持つ設定.対象や目的が設問の条件と異なるため不適切.
- イ.暗号方式の種類はWEP・WPA・WPA2・WPA3などの選択項目で,アクセスポイントで設定する暗号化規格の選択.ESSIDはネットワーク名で暗号方式そのものを示すものではなく,別個の設定項目として区別される.別概念であり設問の答えにはならない選択肢.
- ウ.無線LANで使用する電波のチャネル番号はアクセスポイントが使う周波数チャネル(2.4GHz帯1~13ch等)の設定で,電波干渉を避けるために選ぶ.ESSIDはネットワーク名で,チャネル番号とは別の設定項目で混同しない.用語の意味を正確に把握すれば誤りと分かる.
- エ.正解.無線LANのネットワークを識別する文字列がESSID(Extended Service Set Identifier)の定義.同じESSIDを設定したアクセスポイントと端末が同一ネットワークを構成し,最大32文字で任意の名前を付けられる識別子.
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