ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期) 問50「バイオメトリクス認証に該当するものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約61%です。
正解
ウ. てのひらを読取り機にかざすことによる認証
正答率 60.6%(1,463人中 887人が正解)
問題の解説
バイオメトリクス認証(biometrics authentication,生体認証)は,指紋・てのひら・虹彩・顔・声紋・静脈など本人の生体情報を用いて認証する方式です。本人固有の身体的特徴を使うため,なりすましが困難な特徴があります。てのひらを読み取り機にかざす認証(掌紋認証や静脈認証)は典型例です。混同しやすいのはID/パスワード(知識認証),目視確認(人による確認),CAPTCHA(人間判別テスト)で,いずれもバイオメトリクスとは別認証方式です。多要素認証の生体要素として位置づけられ,知識・所持・生体の3要素のうちの一つです。
選択肢ごとの解説
- 顔写真とICカードの目視確認は人による本人確認で,生体情報による自動認証ではないため誤り。バイオメトリクスは機械による生体特徴照合が必要で,人の目視は機械的な特徴抽出を伴わない別手法。
- ID/パスワード認証は知識による認証(what you know)で,バイオメトリクス(what you are)ではないため誤り。3要素認証の知識要素で,生体要素とは別カテゴリの認証手段。
- 正解。てのひらをかざして読み取る認証は生体情報による認証でバイオメトリクスに該当する。掌紋・静脈パターンを利用した認証方式の典型で,カメラやセンサで生体特徴を読み取って照合する。
- 文字を読み取って判別できるかは画像認識テスト(CAPTCHA:Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)で,人間か機械かを判別する仕組み。バイオメトリクスではないため誤り。
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