[中問D Webサイトを利用した商品販売] N社はスポーツ用品の小売販売業者で,実店舗販売の他,インターネットのショッピングサイトを利用した通信販売も行っている。ショッピングサイトのサーバの運用は外部に委託しており,毎月,委託先からアクセスログの分析結果が報告されるので,この報告に基づき,サイトの運営や改善に当たっている。 ショッピングサイトのトップページから商品購入手続完了に至る経路は,図1のとおりであり,図1中の矢印はリンクの経路を示す。ここで,A〜Fは矢印の元のページから先のページへのアクセス率である。例えば,トップページにアクセスした利用者のA%が商品紹介のページにアクセスし,商品紹介のページにアクセスした利用者のC%が購入手続のページにアクセスしていることを示している。また,トップページへの外部からのアクセス件数に対する購入手続完了の件数の割合をコンバージョン率といい,先月のコンバージョン率は5%であった。 図1 N社ショッピングサイトの経路図 トップページ → 商品紹介(A%) → 購入手続(C%) → 購入手続完了(F%) トップページ → キャンペーン情報(B%) → 購入手続(E%) 商品紹介 ↔ キャンペーン情報(D%) [テクノロジ] 図1の経路図から,このサイトのコンバージョン率を求める式として,適切なものはどれか。ここで,式中のa〜fは,図1に示したA%〜F%のアクセス率を小数の値に変換した数値である。
ウ. a×c×f+b×d×c×f+b×e×f
本問は中問D(Webサイトを利用した商品販売)のテクノロジ.経路図ではトップページから(1)商品紹介(A%)→購入手続(C%)→購入手続完了(F%)と,(2)キャンペーン情報(B%)→購入手続(E%)→購入手続完了(F%)の2経路がある.加えて(3)商品紹介→キャンペーン情報(D%)→購入手続(E%)→購入手続完了(F%)の経由経路もあり得る.各経路のコンバージョン率を確率の積として求めると,(1)a×c×f,(2)b×e×f,(3)b×d×c×fになる(キャンペーン経由で商品紹介→購入手続→完了).これらを合計してa×c×f+b×d×c×f+b×e×fが総コンバージョン率となる.正解はウ.アは加法的構造で不正確,イも積構造が不正,エは比率的でなく不正.確率の経路掛け算の典型問題.
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