ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)72: ブロードバンドルータなどに搭載されているNATの機能として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)
Q 7272 / 100
ブロードバンドなどに搭載されているの機能として,適切なものはどれか。
この問の正解率:60.76%(1,264件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

ブロードバンドルータなどに搭載されているNATの機能として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .グローバルIPアドレスとドメイン名を相互変換する。
  • .グローバルIPアドレスとメールアドレスを相互変換する。
  • .プライベートIPアドレスとMACアドレスを相互変換する。
  • .プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する。

正解

. プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する。

解説

NAT(Network Address Translation,ネットワークアドレス変換)はブロードバンドルータなどに搭載される機能で,組織内で使うプライベートIPアドレスとインターネット側で使うグローバルIPアドレスを相互変換する.内部のPC群は1つのグローバルIPアドレスで外部と通信でき,IPアドレス節約とセキュリティ強化(内部アドレス隠蔽)を実現.近年はNAPT/IPマスカレード(ポート番号も併用してより多くの内部機器が同時通信可)が主流.アはDNSの説明(ドメイン名⇔IP),イは無関係な変換,ウはARPに近いがARPは同一LAN内のIP→MAC変換でNATとは異なる.以上から正解はエ.

選択肢ごとの解説

  • .グローバルIPアドレスとドメイン名を相互変換するのはDNS(Domain Name System)の機能.「www.example.com」のような人間が読みやすい名前をIPアドレスに変換する役割を果たし,インターネット利用の基盤となる.プライベートとグローバルのIPアドレス変換を行うNATとは別の仕組みで誤り.
  • .グローバルIPアドレスとメールアドレスを相互変換するという機能は存在しない.メールアドレスはユーザ識別子であり,IPアドレスとの直接変換は技術的に行われない(メール配送ではMX レコード参照などDNSの仕組みを使う).NATの機能とも全く異なる概念のため誤り.
  • .プライベートIPアドレスとMACアドレスを相互変換するのはARP(Address Resolution Protocol)に類似する話だが,ARPは正確には同一LAN内でIPアドレスからMACアドレスを取得する仕組み.IPとMACの「相互変換」はNATの機能ではないため本選択肢は誤り.
  • .正解.プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換するのがNAT(Network Address Translation)の機能.組織内のPC群が共通の1つ(または少数)のグローバルIPでインターネット通信可能になり,IPアドレス節約とセキュリティ強化を実現する.ブロードバンドルータの基本機能で設問と合致.

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