ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)73: 同じ容量の2台のハードディスクを使う記録方式を考える。2台をストライピングする方式と比較して,ミラーリングする方式では,記録できる情報量は何倍になるか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)
Q 7373 / 100
同じ容量の2台のハードディスクを使う記録方式を考える。2台をストライピングする方式と比較して,する方式では,記録できる情報量は何倍になるか。
この問の正解率:58.35%(1,174件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

同じ容量の2台のハードディスクを使う記録方式を考える。2台をストライピングする方式と比較して,ミラーリングする方式では,記録できる情報量は何倍になるか。

選択肢

  • .0.5
  • .1
  • .2
  • .4

正解

. 0.5

解説

RAIDの代表的方式として,RAID0(ストライピング)は複数台に分散書込みして高速化を図るが冗長性なし.RAID1(ミラーリング)は複数台に同じデータを書き込み可用性を高めるが容量は半分.同じ容量の2台で比較すると,ストライピングは2台合計分(2倍の容量)使えるのに対し,ミラーリングは同データを2台に書込むため記録できる情報量は1台分(0.5倍).ストライピングとの倍率としてはミラーリングが0.5倍となる.以上から正解はア.ミラーリングは可用性と引き換えに記録効率が半分になる.RAID5はパリティで冗長性を持たせ実効容量=(N-1)×C で中間的な効率となる.

選択肢ごとの解説

  • .正解.同容量2台でストライピングは2台の合計容量(A+B=2台分)を使えるのに対し,ミラーリングは2台に同データを書き込むため記録可能なのは1台分のみ.ストライピング比でミラーリングの記録容量は0.5倍(半分)になる.可用性を高める代償として記録効率が半分になる典型例.
  • .1倍とするが,ストライピングは2台分の合計容量を使用,ミラーリングは1台分のみ使用のため,記録できる情報量は等しくならない.ミラーリングはストライピングの半分(0.5倍)のため,1倍とする本選択肢はRAID方式の容量効率を取り違えており誤り.
  • .2倍とするが,これはむしろ逆の関係を示している.ストライピングは2台分の合計容量(2倍),ミラーリングは1台分(0.5倍)であり,ミラーリングがストライピングの2倍になることはあり得ない.倍率の方向を逆に取り違えた典型的な誤答パターンで,正しい関係は逆数の0.5倍となるため誤り.
  • .4倍とするが,同じ容量の2台のHDDだけで4倍の記録容量は物理的に実現不可能.ストライピングが2台分(2倍),ミラーリングが1台分(0.5倍)のため,4倍という値は両方式とも到達し得ない.RAIDの基本的な容量計算と完全に乖離した値であり,本選択肢は明確に誤り.HDD台数自体が2倍の限界を超えない.

ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)過去問一覧へ戻る・問73