ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) 問49「あるネットワークに属するPCが,別のネットワークに属するサーバにデータを送信する…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約70%です。
正解
ア. デフォルトゲートウェイ
正答率 69.8%(1,253人中 875人が正解)
問題の解説
正答はア. デフォルトゲートウェイは, あるネットワークに属するPCが別のネットワーク (異なるサブネット) の機器と通信する際に, 経路情報を持っていない場合に転送先として使う既定の出口となる機器のIPアドレス. 通常はルータがその役割を果たし, PCはルーティングテーブルに合致しない宛先のパケットをデフォルトゲートウェイに送ることで他ネットワークへ届ける. ネットワークインタフェースカード (NIC, ハードウェア), ハブ (同一セグメント転送), ファイアウォール (アクセス制御) とは別概念.
選択肢ごとの解説
- デフォルトゲートウェイはPCが特定の経路情報を持たない宛先へパケットを送る際に既定の出口として送信先に設定するルータ等のIPアドレスで, 問題文の条件に完全に合致する正答. 他ネットワーク通信の基本となる重要設定である. 用語の定義と適用範囲を整理して覚える.
- ネットワークインタフェースカード (NIC) はPCをネットワークに接続するためのハードウェア部品で, 経路情報を持つ機器ではない. デフォルトゲートウェイとは役割が全く異なるため誤り. 物理的な接続装置で別概念. 用語や概念の取り違いに注意.
- ハブは同一セグメント (LAN内) のPC同士を物理的に接続する機器で, 異なるネットワーク間のルーティングは行わない. デフォルトゲートウェイとは役割が異なるため誤り. レイヤ1の機器でルーティング不可. 用語の定義と適用範囲を整理して覚える.
- ファイアウォールはネットワーク間のアクセス制御を行う機器で, 主にセキュリティ目的で通信を許可・遮断する. 経路情報の既定送信先という役割のデフォルトゲートウェイとは目的が異なる別機器であり誤り. 用語や概念の取り違いに注意. 確実に理解しておくべき頻出概念である.
ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) の過去問一覧に戻る・問49