ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) 問50「建物の中など,限定された範囲内を対象に構築する通信ネットワークはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約85%です。
正解
イ. LAN
正答率 85.2%(1,945人中 1,657人が正解)
問題の解説
正答はイ. LAN (Local Area Network) は建物の中や同一構内など限定された範囲内を対象に構築する通信ネットワークで, 主にEthernetやWi-Fi (無線LAN) で実装される. 企業内・家庭内などの小規模ネットワークが典型例. 一方WAN (Wide Area Network) は広域 (都市・国・世界) を対象とする広域通信網, IP-VPN (キャリアIP網上の仮想閉域網) や広域イーサネット (キャリア提供の広域Ethernetサービス) も広域接続向け. 範囲の大小で=LAN (狭) ⇔WAN (広) と整理すると分かりやすい.
選択肢ごとの解説
- IP-VPN (Internet Protocol Virtual Private Network) は通信事業者が提供するIP網上に仮想閉域網を構築する広域接続サービスで, 拠点間接続に使われる. 建物内に限定したLANとは範囲が大きく異なる別ネットワーク.
- LAN (Local Area Network) は建物内や構内など限定範囲を対象に構築する通信ネットワークで問題文の条件に完全合致する正答. EthernetやWi-Fiで実装される企業内・家庭内ネットワークの代表的形態である. 用語の定義と適用範囲を整理して覚える.
- WAN (Wide Area Network) は広域 (都市・国・世界) を対象とする広域通信網で, LANと対をなす概念. 建物内に限定する範囲のLANとは対象範囲が全く異なるネットワーク類型で誤り. 広域接続が本質. 用語や概念の取り違いに注意.
- 広域イーサネットは通信事業者が提供する広域Ethernetサービスで, 複数拠点をEthernet技術で接続する広域ネットワーク. 建物内に限定するLANとは範囲・性格が異なる広域接続サービスであり誤り. 用語や概念の取り違いに注意. 確実に理解しておくべき頻出概念である.
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