ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問100「OSS(Open Source Software)に関する記述のうち,適切なもの…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。
正解
イ. 様々なライセンス形態があり,利用する際には示されたライセンスに従う必要がある。
正答率 77.3%(1,008人中 779人が正解)
問題の解説
OSSのライセンスには様々な種類があり,それぞれ条件が異なる。GPL(GNU General Public License)=改変物も同ライセンスで公開義務。MIT License=著作権表示と免責事項の保持のみ。Apache License 2.0=特許権の付与含む。BSD License=改変・再配布に一定条件あり。共通して,有償販売も条件を守れば可能。OSSを利用する際は適用ライセンスを必ず確認し,その条件に従う必要がある。正解はイ。
選択肢ごとの解説
- OSSであること自体が,医療分野など高い品質・安全性が必要な用途での利用を一律に禁止するものではない。OSSを特定分野で使用できるかは,各国の規制(医療機器規制等),安全規格(IEC 62304等),ライセンス条件,品質保証体制などを個別に確認して判断する事項。
- OSSには多種多様なライセンスが存在し,各ライセンスで定められた条件(著作権表示,改変物の公開義務,商標の使用禁止等)を守ることが利用者の義務である。ライセンス違反は著作権侵害となるため,使用前の確認が不可欠。正解。
- ソースコードがインターネットで公開されているだけではOSSとは言えない。OSSはOSI(Open Source Initiative)が定めるオープンソース定義を満たすライセンス条件のもとで公開されるものを指す。再頒布や改変の自由が保証されなければOSSとは認められない。
- OSSは有償販売が禁止されているわけではない。Redhat Enterprise Linux,MongoDB等のOSSを有償サービスとして提供する商用モデルが実在する。ライセンス条件を守れば,ソフトウェア自体を販売したり,有償サポートを提供したりすることは一般に許可されている。
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