ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問64「OSS(Open Source Software)を利用することのメリットはどれ…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。
正解
エ. ライセンス条件に従えば,利用者の環境に合わせてソースコードを改変できる。
正答率 77.0%(901人中 694人が正解)
問題の解説
OSS(Open Source Software)の特徴を正確に理解する。OSSはソースコードが公開されており,定められたライセンス条件(GPL,MIT,Apache License等)に従えば利用・改変・再配布が可能なソフトウェアである。無償・有償は問わず,サポートの有無も様々。誤解されやすい点は「無保証」と「サポートなし」。正解はエ。
選択肢ごとの解説
- OSSは一般にソフトウェアの無償提供を含む場合が多いが,開発元からの技術サポートが自動的に無償提供されるわけではない。商用OSSディストリビューション(Red Hat等)では有償サポートが提供され,コミュニティベースのOSSではサポートが自己責任の場合が多い。
- OSSの最大の特徴の一つはソースコードが公開されていることであり,「公開されていない」という記述は完全に逆。ソースコード公開によりセキュリティ上の脆弱性が発見・修正されやすいという利点もあるが,悪用されるリスクも存在する。
- OSSのライセンスは一般に「AS IS(現状のまま)」での提供とし,不具合による損害の補償を否定する免責事項を含むことが多い。MITライセンスやApache License 2.0等の条文に明示的に記載されており,損害補償は受けられないのが原則。
- ライセンス条件に従うことを前提として,利用者の環境や目的に合わせてソースコードを改変できる点がOSSの重要なメリットである。自社業務に合わせたカスタマイズ,新機能追加,バグ修正などが可能。正解。
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