ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問63「NATの説明として,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約70%です。
正解
ウ. プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する。
正答率 69.8%(960人中 670人が正解)
問題の解説
NAT(Network Address Translation,ネットワークアドレス変換)はプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する技術である。企業や家庭内では192.168.x.x等のプライベートアドレスを使い,ルータがNATでグローバルアドレスへ変換してインターネットへ接続する。混同注意:DHCP(IPアドレス自動割当),DNS(ホスト名解決),ARP(IPとMACアドレス対応)との区別。正解はウ。
選択肢ごとの解説
- IPアドレスとMACアドレスの対応付けはARP(Address Resolution Protocol)の役割である。同一ネットワークセグメント上でIPアドレスから物理アドレス(MAC)を解決するプロトコルで,NATとは機能が異なる。
- ネットワーク接続時にIPアドレスを自動割当てするのはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)の役割である。クライアントがDHCPサーバにリクエストを送り,利用可能なIPアドレスを動的に取得する。
- NATはプライベートIPアドレス(RFC 1918で定義された10.x,172.16.x〜172.31.x,192.168.x.xの範囲)とグローバルIPアドレスを変換する仕組みである。IPアドレスの枯渇対策にも貢献している。正解。
- ホスト名(ドメイン名)からIPアドレスを取得する名前解決はDNS(Domain Name System)の役割である。www.example.comのような人間が読めるドメイン名を192.0.2.1のようなIPアドレスに変換する。
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