ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問84「インターネットにサーバを接続するときに設定するIPアドレスに関する記述のうち,適…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約63%です。
正解
エ. サーバが故障して使用できなくなった場合,そのサーバで使用していたIPアドレスを,新しく購入したサーバに設定して利用することができる。
正答率 63.3%(725人中 459人が正解)
問題の解説
グローバルIPアドレスはIANA(Internet Assigned Numbers Authority)とその委任を受けたRIR(地域インターネットレジストリ,APNICなど)が管理し,プロバイダや組織に割り当てる一意のアドレスである。同じ組織に割り当てられたアドレスは,機器の変更があっても引き続き同組織が使える。故障機器のアドレスを代替機に設定することは適切な運用。正解はエ。
選択肢ごとの解説
- IPアドレスはネットワーク設定の変更や,プロバイダ・RIRからの割当て変更によって変更可能である。静的IPアドレスであっても,変更手続きを経て変更できる。「一度設定すると変更できない」は誤り。
- グローバルIPアドレスはICANN傘下のIPアドレス管理機関に割り当ててもらわないと使用できない。使われていないように見えても,すでに別の組織に割り当てられていたり,将来の使用のために予約されていたりする場合がある。無断使用はアドレス衝突を引き起こす。
- 同じグローバルIPアドレスを複数のサーバに同時に設定するとIPアドレス重複が生じ,通信が正常に行えなくなる。インターネット上での一意性が崩れ,通信の行き先が予測不能になる。
- 故障したサーバのIPアドレスは同じ組織に割り当てられたアドレスであり,代替として購入した新サーバに同一のIPアドレスを設定して継続使用することは適切な運用である。クライアントからは同じIPアドレスへの通信でサービスを継続できる。正解。
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