ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問85「VPNの説明として,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約76%です。
正解
ウ. 公衆ネットワークなどを利用して構築された,専用ネットワークのように使える仮想的なネットワーク
正答率 76.4%(1,043人中 797人が正解)
問題の解説
VPN(Virtual Private Network,仮想プライベートネットワーク)はインターネットなどの公衆ネットワークを利用して,暗号化とトンネリング技術によって専用回線のように安全に通信できる仮想的なネットワークを構築する技術である。IPsec,SSL-VPN,L2TPなどのプロトコルが使われる。混同注意はLAN(狭い範囲の有線/無線NW),アドホックNW,検疫NWとの区別。正解はウ。
選択肢ごとの解説
- アクセスポイントを経由せず端末同士が直接相互通信するのはアドホックネットワーク(Ad-hoc Network)またはWi-Fiのアドホックモードの説明である。インフラモード(APを介す)と対比される通信形態であり,VPNの説明ではない。
- オフィス内やビル内など比較的狭い範囲に構築されるネットワークはLAN(Local Area Network)の説明である。VPNはLAN間を公衆ネットワーク経由で接続するために使われることが多く,LANそのものとは概念が異なる。
- VPNはインターネット等の公衆ネットワーク上に暗号化されたトンネルを構築し,通信内容を第三者から保護しながら,拠点間や在宅勤務者が企業ネットワークへ安全に接続できる仮想専用ネットワークである。正解。
- 社内ネットワーク接続前にPCのセキュリティ状態(OSパッチ適用状況,ウイルス対策ソフトの状態等)を検査するネットワークは検疫ネットワーク(Quarantine Network)の説明である。不正デバイスの接続を防ぐ仕組みであり,VPNとは別の技術。
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