ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問86「システムにおいて,ある一部分の処理速度が遅いことによって,システム全体の処理速度…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約83%です。
正解
エ. ボトルネック
正答率 83.0%(1,250人中 1,038人が正解)
問題の解説
ボトルネック(Bottleneck)はシステムや業務プロセスにおいて,その部分の処理能力・速度が全体のパフォーマンスを制限している箇所を指す。瓶の首(Bottleneck)が液体の流れを制限するというアナロジーから命名。パフォーマンス改善では,まずボトルネックを特定して集中的に改善するのが効果的。正解はエ。
選択肢ごとの解説
- スループット(Throughput)は単位時間当たりにシステムが処理できる仕事量・データ量を表す性能指標である。ボトルネックが存在するとスループットが低下するという関係にあるが,スループットは性能を「測る指標」であり,性能を制限している「箇所」の名称ではない。
- デフラグ(Defragmentation)はハードディスクなどの記憶装置上でファイルが断片化(Fragmentation)した状態を,連続した領域に再配置して読み書きを高速化する処理である。システム全体の速度を制限している遅い箇所を指す用語ではない。
- フローチャート(Flowchart,流れ図)はアルゴリズムや業務プロセスの処理手順を図形とフローで視覚的に表した図である。処理の流れを図示するツールであり,システムの性能制限箇所を指す用語ではない。
- ボトルネックはシステム内で最も処理能力が低く,そこが全体の最大処理能力を制限している箇所である。CPU,I/O,ネットワーク帯域など様々な箇所がボトルネックになり得る。正解。
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