ITパスポート試験 ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)91: クロスサイトスクリプティングなどの攻撃で,Cookieが漏えいすることによって受ける被害の例はどれか。

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)
Q 9191 / 100
などの攻撃で,Cookieが漏えいすることによって受ける被害の例はどれか。
この問の正解率:73.06%(1,032件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

クロスサイトスクリプティングなどの攻撃で,Cookieが漏えいすることによって受ける被害の例はどれか。

選択肢

  • .PCがウイルスに感染する。
  • .PC内のファイルを外部に送信される。
  • .Webサービスのアカウントを乗っ取られる。
  • .無線LANを介してネットワークに侵入される。

正解

. Webサービスのアカウントを乗っ取られる。

解説

クロスサイトスクリプティング(XSS,Cross-Site Scripting)はWebアプリケーションの脆弱性を突いて悪意のあるスクリプトを埋め込み,そのページを閲覧したユーザのブラウザ上で実行させる攻撃である。Cookieに含まれるセッションIDを盗まれると,攻撃者がそのセッションIDを使って被害者に成りすまし,Webサービスのアカウントを乗っ取ることができる。正解はウ。

選択肢ごとの解説

  • .Cookie漏えいそのものでPCがウイルスに感染するわけではない。ウイルス感染は主に悪意のあるファイルのダウンロード・実行やドライブバイダウンロード等で発生する。Cookie漏えいの主要な被害はセッションハイジャックによるなりすましである。
  • .PC内のファイルを外部に送信するのはトロイの木馬や情報搾取型マルウェアの典型的な被害形態であり,Cookie漏えいの直接的な結果とは言いにくい。Cookieはブラウザが管理する認証情報であり,ファイルシステム全体へのアクセスとは機能が異なる。
  • .Cookieに保存されたセッションID(ログイン済みであることを示すトークン)を盗まれると,攻撃者はそのCookieを使って正規ユーザのふりをしてWebサービスにアクセスし,アカウント設定変更,購入,個人情報閲覧等を行えるようになる。正解。
  • .無線LANへの不正アクセスはWPA2の脆弱性や弱いパスワードなどを突いた攻撃で発生する。Cookie漏えいはWebアプリケーション層の問題であり,物理・データリンク層の無線LANセキュリティとは独立した問題。

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