ITパスポート試験 過去問解説
パレート図とは?ITパスポート試験 2011年 (平成23年 秋期) 問14を解説
ITパスポート試験 2011年 (平成23年 秋期) 問14は、パレート図に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
パレート図の説明として,適切なものはどれか。
この問題の出題ポイント
- パレート図の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- マネジメント系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: 品質管理、パレート図、QC七つ道具。
選択肢
- ア作業を矢線で,作業の始点/終点を丸印で示して,それらを順次左から右へとつなぎ,作業の開始から終了までの流れを表現した図
- イ二次元データの値を縦軸と横軸の座標値としてプロットした図
- ウ分類項目別に分けたデータを件数の多い順に並べた棒グラフで示し,重ねて総件数に対する比率の累積和を折れ線グラフで示した図正解
- エ放射状に伸びた数値軸上の値を線で結んだ多角形の図
正解
ウ: 分類項目別に分けたデータを件数の多い順に並べた棒グラフで示し,重ねて総件数に対する比率の累積和を折れ線グラフで示した図
解説
パレート図はQC七つ道具の一つで,項目を件数の多い順に並べた棒グラフと累積比率を示す折れ線グラフを組み合わせた図.重点的に取り組むべき項目(上位20%が全体の80%を占めることが多い:パレートの法則)を可視化し,ABC分析と組み合わせて使われることが多い.アローダイアグラム(作業順序・PERT図),散布図(2変量の相関),レーダチャート(多項目評価)など他のQC七つ道具との用途を区別する.
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
誤り.作業を矢線で,始点・終点を丸印で示し作業の流れを表現するのはアローダイアグラム(PERT図)の説明.作業の前後関係と所要日数を表す図.
イ
誤り.二次元データを縦軸と横軸の座標値としてプロットするのは散布図の説明.2変量の相関関係を可視化するQC七つ道具の一つ.
ウ(正解)
正解.棒グラフ(件数順)と折れ線グラフ(累積比率)を組み合わせた図がパレート図.重点項目を一目で判断できる.
エ
誤り.放射状の数値軸上の値を線で結んだ多角形はレーダチャート(蜘蛛の巣図)の説明.多項目の評価バランスを示すのに用いる.
解き方の整理
パレート図の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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