情報処理安全確保支援士試験 平成29年度秋期 午前Ⅱ 問4「ハッシュ関数の性質の一つである衝突発見困難性に関する記述のうち,適切なものはどれ…」の正解と解説です。情報処理安全確保支援士試験の「ハッシュ」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約100%です。
エ. 衝突発見困難性とは,ハッシュ値が一致する二つのメッセージの探索に要する計算量が大きいことによる,探索の困難性のことである。
正答率 100.0%(1人中 1人が正解)
衝突発見困難性とは、同じハッシュ値になる異なる二つのメッセージの組を見つけるのが計算量的に困難である性質。誕生日のパラドックスにより、出力長nビットなら約2の(n/2)乗の計算量で衝突が見つかるとされ、原像探索の2のn乗より弱い。設問はこの性質の定義を問うており、二つのメッセージの探索困難性を述べたエが正しい。実務では署名の偽造防止に直結し、衝突が現実的になったMD5やSHA-1は非推奨となった。